- 重量スケールなしで胴長からサイズの目安がわかる
- 胴長からサイズを推測する計算式がわかる
大きいアオリイカが釣れたけど、「サイズを測りたいのにスケールがない!」「胴長から大きさの目安がわかれば・・」なんて思ったこと、誰しもありますよね?
釣り場ではデジタルスケールがない場合も多く、釣り上げたアオリイカの胴長から重量の目安がわかれば、そのサイズや重量を手軽に推測できて便利ですよね。
今回は、アオリイカの胴長から大きさや重量を推測した目安表と計算式についてご紹介します。
アオリイカの1キロアップなら胴長30cmオーバー、4キロアップなら胴長50cmを目安に釣ればいいですよ!
山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨
アオリイカの胴長とサイズ・大きさの目安
まずは結論から、胴長からサイズ・大きさ(重量)を推測しようと考えて、胴長と重量のデータから計算式を出しました。
その計算式を使って、アオリイカのサイズの目安を以下に作表しました。
アオリイカの各胴長とサイズ(重量)の目安
胴長から、重量を推定したものです。胴長 30cmを超えると1キロアップが見えてくるようです。
アオリイカの2キロ、3キロとなると胴長40cm以上、4キロアップなら胴長50cmが目安になりそうです(笑)。
胴長 | 重量 |
---|---|
10cm | 約100g |
20cm | 約350g |
30cm | 約1,000g |
40cm | 約2,250g |
45cm | 約3,100g |
50cm | 約4,110g |
アオリイカの各サイズ(重量)と胴長の目安
アオリイカ 1キロアップなら胴長30cmは目指したいところ、4キロアップなら胴長50cmです。
重量 | 胴長 |
300g | 約18cm |
600g | 約24cm |
1キロ | 約30cm |
2キロ | 約38cm |
3キロ | 約45cm |
4キロ | 約50cm |
アオリイカの4キロアップなんて釣れるわけない・・・なんて思った方も多いと思いますが、アカイカ系レッドモンスターと呼ばれるアオリイカなら可能性があります。
日本記録級のアオリイカは以下の記事で紹介しています。4キロどころではないイカが釣れていますので是非チェックしてみてください。
アオリイカのサイズ|胴長から大きさの目安を考える
アオリイカのサイズ|胴長から大きさを推測する
重量スケールを持っていないときでも、アオリイカの胴長と大きさ・サイズ(重量)の目安があればいいのにな・・・。
ということで、アオリイカの胴長と重量のデータから計算式を出し、胴長からおおよその重量を推測しようと考えました。
結構、面白かったのでご紹介します。
すでに前述のとおり、アオリイカのサイズの目安を作表にてお伝えしましたが、その表に使った計算式についてです。
アオリイカの胴長から大きさを推測する計算式
計算式: y=0.109 x^2.694
y= 重量(g)、x= 胴長(cm)
アオリイカと重量のデータを基に、胴長と重量の関係を表す計算式を出すため、ネット上にあげていらっしゃる方のデータを使わせていただきました。
そのデータを元に、chatGPTに胴長から重量を推測する計算式を作成してもらいました。
そこで導き出された計算式は、「y」=「0.109」かける「x」の2.694乗です。面倒なので「2.7乗」でもだいたいOKでした。
回帰分析の結果、アオリイカの胴長(cm)から重量(g)を推定する最適な式は以下のべき関数モデルです:y=0.109 x^2.694
ここで:
chatGPTより
- y= 重量(g)
- x= 胴長(cm)
例えば、胴長28cmだった場合、x=28として計算式にあてはめます。
y(重量 g)=0.109×(28cmの2.694乗)で、y(重量 g)=863.118・・・となります。
したがって、アオリイカの胴長28cmの場合は重量が約863 g程度となるという計算です。おおよそ当たっている数値になっていそうな・・・
是非、アオリイカのサイズの目安として、釣り場でお試しあれ!
アオリイカの胴長やサイズ(重量)の測り方
アオリイカの胴長の測り方
胴長とは、アオリイカの胴(外套膜)部分の長さのことです。
- イカを平らな面に置く: まな板などの凹凸のない平らな面に置きます。
- 胴の先端から頭の付け根までを測る: 胴の中心に沿って測ります。
- メジャーを使用: メジャーや定規を使って測定しましょう。
イカって頭みたいな部分が実はおなか(胴)に当たる部分なんですよね。
確かに内臓が詰まっているからおなかだと納得できるんですが、エギングを始める前は何となく目の上にある帽子的なイメージで頭だと思っていた頃もありました。
また、エギング界隈ではイカのサイズ感を「胴長」で表現するということに、おもしろいなぁと思った記憶があります。
アオリイカのサイズ(重量)の測り方
釣り場では吊り下げで計測するタイプのデジタルスケールの使用が便利です。
- 計量器を使用: 吊り下げタイプのデジタルスケールを使いましょう。
- 胴体(外套膜)の中の水を除く: 外套膜に海水が入っているので傾けて除きましょう。
- 計量する: 外套膜の先端にエギ等をひっかけて、スケールでイカを静かに持ち上げます。
このデジタルスケールですが、エギングを始めた当時にちょっと憧れた釣りアイテムのひとつです。そして、ダイワのスケールが欲しかったんですよね。
スケールで測るような大きいサイズを釣ってみたい・・そんな憧れもありました。測定するときは胴にある海水をしっかり抜いてから測らないと、ツイッター民から指摘が入ることも(笑)
カラーは赤色だとなんかアレなので、グレーのリンクを張っておきますね。もし、まだ持っていない方はぜひ。
Amazonでは、カラーによって値段が異なっていたりしますので、もしカラーにこだわりがなければ値段を見て選ぶのが良いですよ。
まとめ
この記事では、釣ったアオリイカの胴長からサイズや重量の目安を推測する方法を紹介する記事でした。
釣り場で重量を測る際にスケールがない場合でも、この記事の計算式や目安表を活用することで、おおよそのサイズ感を把握できます。
参考になれば幸いです。以下に記事のポイントをまとめます。
- 胴長と重量の関係を計算式「y=0.109 x^2.694」で推定可能。
- 胴長30cm以上で1キロアップ、40cm以上で2キロ超えが目安である。
- 胴長50cmのアオリイカは4キロ級になる可能性が高い。