どうもドミニクです。
アオリイカやコウイカの体の中には、硬くて透明な骨みたいな部分があります。これを一般的に「イカの骨」と呼ぶことがありますが、実際には骨ではありません。
エギングをする方なら、イカをさばいたときに出てくるのイカの骨みたいなやつをなんとなく捨てられずにとっているという人もいると思います。
今回は、このイカの骨みたいな部分の正式な名前や役割のほか、使い道やもしかして売れるのか!?といった内容をまとめてみました。
- アオリイカやコウイカの骨みたいなもの正体について
- 一般的に「イカの骨」と呼ばれるが、実際には骨ではない
- イカは軟体動物であり、貝と同じグループに分類される
- この骨みたいなやつは・・・売れる
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アオリイカやコウイカの骨みたいなやつ何?
- アオリイカやコウイカの骨の名前は?
- イカの骨の使い道は?売れる?
- イカに骨がない理由
アオリイカやコウイカの骨の名前は?
アオリイカやコウイカには、体内に独特の硬い部分が存在します。
この部分は「甲」という部分で、石灰質で成り立っています。
コウイカの甲は特に大きく、日本の海岸でサーフボードのような形のものとして見かけることがよくあります。
一般的に「イカの骨」とも言われるこの甲は、実際には骨ではなく、貝殻に似た性質を持っています。
イカは軟体動物の一部であり、タコや貝と同じグループに分類されます。
貝が外部に石灰質の殻を持つのに対して、コウイカは体内にこの石灰質の部分を持っています。
アオリイカには「軟甲」という特有の構造があり、これはイカの背側に位置しています。
この軟甲はイカの体を支えるためのもので、透明で薄い部分として体内に存在します。
特定のイカ、例えばヤリイカやアオリイカなどは、この軟甲が石灰質を持たず殻皮質のみで構成されています。
それはそれは大昔には、イカやタコのような頭足類は外部に硬い貝殻を持っていたと言われていますが、進化の中でこの貝殻は体内に取り込まれ、「甲」として変化したと言われています。
イカの骨の使い道は?売れる?
ドミニクとしては、正直、名前なんかよりこっちの方が気になっていました。
イカの「甲」として知られる部分は、実は石灰質でできており、主成分として炭酸カルシウムを含んでいます。この「甲」は、多様な利用方法があります。
- カルシウムやミネラルなどの補給源として、インコなどの鳥に与えられるそうです。
- 「烏賊骨(うぞくこつ)」として知られる漢方薬にも使用されるそうです。胸やけの緩和や止血作用など。
- 加工がしやすいことと耐熱性の特性から、小型の金属加工で鋳型として利用されたりするそうです。
そしてなんと・・・イカの骨は実際に販売されており、フリマアプリのメルカリで「イカ骨」と検索すると、コウイカの「甲」が販売されているのを確認することができます。
商品名としては、「イカの骨」や「カトルボーン」として取り扱われており、大きさによりますが10枚で約1000円前後で取引されています。
コウイカ釣りが趣味の方にとってはなかなか面白い情報ではないですか??
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イカに骨がない理由
イカには硬い骨が存在しないですよね。
イカは軟体動物に分類され、その名の通り体が柔らかいのが特徴です。
軟体動物は、タコや貝なども含む動物のグループで、これらの生物は脊椎(背骨)を持たない特徴があります。
先述しましたが、イカの身体の中には舟形の硬い石灰質の大きな甲を持つ「コウイカ」という種類も存在しますが、これは骨ではなく貝殻に近いものとされています。
生物の進化の過程を考えると、イカの先祖はオウムガイやアンモナイトであり、貝殻を持っていたそうです。
しかし、時間とともにこれらの貝殻は進化の過程で小さくなり、現在のイカのような形になったと言われています。
このように、イカがうまく軟体動物になってくれたおかげで食べやすく、私たちは美味しいイカを手軽に堪能できるというわけですね。
イカに感謝です。
アオリイカやコウイカの骨についてまとめ
この記事についてまとめます。
- アオリイカやコウイカの体内には硬くて透明な部分が存在
- この部分は「甲」と称され、石灰質でできており炭酸カルシウムを主成分とする
- 一般的に「イカの骨」とも呼ばれるが、実際には骨ではない
- 特にアオリイカの骨とよばれる部分は「軟甲」というもの
- 軟甲はアオリイカの体を支える役割を果たす
- イカの先祖はオウムガイやアンモナイトであり、貝殻を持っていた
- インコなどの栄養や漢方薬に使われる
- イカの骨は売れる!フリマアプリのメルカリで売買されている
- 商品名としては、「イカの骨」や「カトルボーン」として取り扱われ、価格は大きさによるが10枚で約1000円前後
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