- シャクっても釣れないときの理由とあるある行動
- 「動かす」だけじゃない!魅せて釣るテクニック
- シャクリに頼らない、効果的なアプローチ方法
どうもドミニクです!
エギングといえば、あの「シャッ!シャッ!」というシャクリ。
ロッドを大きく煽って、水中でエギをピョンピョンと跳ねさせる…そんな姿に憧れて始めた方も多いんじゃないでしょうか。
でも・・「ちゃんとシャクってるのに、全然釣れない・・」
そんな経験、ありませんか?

実際はそんなにシャクる必要ないからね・・・
私もまさにそうでした。シャクリまくって腕がパンパンになるだけで、釣果ゼロの日々。
今回はそんな「シャクっても釣れないとき」に試してほしい、ドミニク的テクニックについてご紹介します。


山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨


エギングはシャクリだけでは釣れない理由


- アオリイカは「激しい動き」を嫌うことがある
- 「止める」「漂わせる」ことが抱かせるカギ
私もそうでしたが、多くの初心者が「シャクる=エギング」と思いがちです。
確かに、基本動作としてシャクりは重要です。でも実は、イカがエギに抱く瞬間って、エギが動いていないときがほとんどなのです。
例えば、「強く2段シャクり → ひと呼吸おいてまたシャクり」これだとイカがエギに興味を持っても、抱くチャンス(=間)がないので釣れないのです。



つまり、「動かすだけじゃ釣れない」ってことなんですよね
やるべきテク①:フォールを意識して「魅せる間」を作る


- シャクリは「誘い」、「抱かせ」はフォールや静止で!
イカにエギを抱かせる一番のタイミングは、シャクったあとのフォール中です。つまり、跳ねさせたあとに、しっかり沈めて魅せる時間が必要なんです。
シャクる → テンションを抜いてラインをフリーにする → 10秒フォール・・・
この「フォール10秒」の際にアタックしてきます。



体感だと結構長いですよ!
- 浅場(2〜4m):5〜7秒
- 中層(5〜8m):8〜12秒
- 深場(10m以上):15秒前後
やるべきテク②:ただ巻き or ストップ&ゴーで食わせる


- シャクリ以外の静かな動きが効くときがある
- ゆっくり一定に巻くだけでも釣れる
- ストップ&ゴーは初心者でも簡単
「シャクっても釣れない」ときに試してほしいのが、「ただ巻き」と「ストップ&ゴー」です。
私は特にナイトエギングで使いますが、リールをゆっくり巻くだけです。途中で一瞬止めたり、軽くトゥイッチを入れて、ふわっと浮遊感を出したりします。



この釣り方は、シャクリがうまくできない初心者にもやりやすいのが魅力です!
ただ巻きでの釣り方は以下の記事で紹介しています。


やるべきテク③:シャクリの強さ・幅を落とす


- 力強く派手に動かすのは逆効果な場面も
- ダートが控えめなエギを使うのもひとつです
- リフト&フォールでも釣れます
シャクリって、派手にやるのがカッコよく見えますよね。
でも、「ギュンギュン跳ねるエギ」にアオリイカは反応しなかったりします。
そんなときは、エギをダートアクションが控えめなエギに変更することもひとつです。例えば、「イージーQキャスト喰わせ」「エギ王K」などです。
さらに、シャクリをリフト&フォールに変えるのもおすすめです。弱ったエビを演出するイメージです。



リフト&フォールでも全然釣れますからね!
やるべきテク④:シャクリを封印する「放置釣法」


- 完全に動かさず「海に任せる」という選択肢
- スレた個体に効く「必殺の静」テク
- ラインをピンと張ればアタリもよくわかる
ウソだと思うかもしれませんが、これも釣れます。
「シャクらないならそれエギングじゃないでしょ!」って思われるかもしれませんが、実は「ボトム放置」が効くことはかなりあります。
全くアタリがなく釣れない状況のときに私がやる最後の手段です。何度も釣ったことがあります。



プレッシャーが高いときには、「動かさない勇気」が勝つこともある!
キャスト → ボトムに落とす → 2回シャクる → ボトムに落とし、ラインをピンと張って放置・・・アタリがあればラインを伝ってすぐわかります。
まとめ|実はエギングはシャクっても釣れない!やるべきテクはこれ
エギングは「シャクる釣り」ではありますが、シャクらないと釣れないわけじゃないんです。
むしろ、釣れないときほど「止める」「魅せる」「静かに攻める」が効く場面は多いです。
- シャクりすぎるとイカに見切られる可能性大
- フォール中の魅せる間が超重要
- ただ巻き・ストップ&ゴー・放置などの「静」テクも活用しよう
- シャクリの強さや幅を見直すと反応が変わる
「釣れない=腕のせい」じゃありません。「攻め方の引き出し」を増やせば、釣果は確実に変わります。
次回は、そんな攻め方の中でも特に重要な「エギのローテーション術」について解説します!
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