- 魚を生かしておくスカリについて
- ウツボ対策ができたスカリ
- 人気・おすすめのスカリ
・「スカリ」ってなに?
・ウツボに狙われない使いやすいスカリってないかな?
・・・と思うことがありませんか。
スカリは魚を生かしておくための釣り道具です。
スカリを活用することで、クーラーボックスを持ち歩かなくて良いなど、いくつかのメリットがあるのでエギング常連の皆さんにはマストアイテムとなっています。
今回の記事では、「スカリとは何か」というところから人気のあるスカリやウツボ対策のスカリをご紹介します。
最初に釣れた小さいイカを、持ち帰りサイズの大きいアオリイカが釣れるまで生かしておける便利なスカリ選びに参考になれば幸いです。
山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨
アオリイカ釣りで使うスカリとは
スカリとはアオリイカを生かすやつ
スカリとは昔でいう魚籃 (びく)という魚を入れておく籠のことで、スカリは釣り上げた魚を生かしたまま保存するための専用道具です。
その構造は網目状のバッグ型や金属製のカゴ型などが一般的で、水中に沈めて使用します。
釣った魚をスカリの中に入れて海の中に沈めておくので、魚は呼吸ができるので生かしておくことが可能です。
スカリを使うことで鮮度を保ちながら釣りを続けられるのですね。スカリはアオリイカ釣りにおいて欠かせないアイテムと言えます。
語源|スッカリ忘れて帰るから?
魚籃 (びく)という用語があるにも関わらず「スカリ」という呼び方をすることを疑問に思って、語源を調べてみたのですがよくわかりませんでした。
語源はわからなかったのですが、【「すっかり忘れてしまう」という語呂から「スカリ」と呼ばれている】という大喜利のようなやりとりを見つけました。
もう、これでいいんじゃないかと思った次第です。本当に忘れて帰りそうで笑ってられません。
ということで、次のセクションではスカリを使うメリットとデメリットについて見ていきます。
スカリを使う理由とメリデメ
スカリを使う理由・メリット
- 釣ったアオリイカの鮮度キープ
- 釣りの最後にリリースサイズを選べる
- ランガン時の荷物の軽減
スカリを使う理由は、アオリイカを生かして鮮度をキープしておくことです。
また、スカリを使えばクーラーボックスを持ち運ぶ手間が省けます。拠点に荷物を置き、ランガンする際、釣れてもいないのにクーラーボックスを持ち歩くのは大変です。
釣れた際に使えばよいスカリはランガンに荷物を軽減するメリットがありますね。
さらに、どれくらい釣れるのか、どのサイズが釣れるかわからないので、最初に釣ったアオリイカを逃がすが持ち帰るか迷うことがあります。
スカリを持っていればキープできます。生かしておくので、最後にデカいアオリイカが釣れた際、これまで釣った小さいサイズのイカをリリースするという選択ができるのです。
スカリのデメリット
スカリは便利な道具ですが、いくつかのデメリットも存在します。
特に注意が必要なのは、潮流の強い場所での使用です。
水の流れが速い環境では、スカリ自体が流されやすくしっかりと固定する必要があります。磯でスカリを使う場合、波や潮流で流されそうで不安なときは、波が来ないタイドプールを探してそこにスカリを入れると良いです。
また、スカリはウツボやサメなどの捕食者が、中の魚やイカを狙うこともあります。ウツボ対策などを考えたスカリ選びも大切です。
次のセクションでは、スカリの選び方についてご紹介します。
アオリイカにはどんなスカリがいい?使い方と選び方
スカリの使い方
スカリの使い方は、釣った魚を中に入れて海に沈めるだけです。昔ながらのネットタイプと箱形のボックスタイプとあります。
魚を入れたら、ヒモをゆるめて海へゆっくり落とし、海中へ沈めます。浮かせるためのフロートを付けたり、標準でフロートタイプのものもあります。
海中に沈めたら、流されないようにヒモを固定します。
ネットタイプ or ボックスタイプ|ウツボ対策
ネットタイプのスカリ
堤防など足場がいいところやウツボなどの捕食者がいないところでは、昔ながらのネットタイプのスカリでよいでしょう。
ネットタイプは網の目が大きいものもあり、ウツボなどの捕食者からよく見えてしまうためか狙われやすさがあります。
ウツボは昼間でも表層まで出てきてスカリ内の魚やイカを狙ってきますし、獰猛で網を破かれます。
ボックスタイプのスカリ
ボックスタイプのスカリは、ネットタイプより折り畳めるものが多く、持ち運びに便利です。
また、網の目が小さいものが多く、素材も魚やイカを気づつけにくいものが使用されています。このため、海中からスカリを引き上げる際に、岸壁の貝類などにひっかかりにくいのも良い点です。
フロートタイプのものを選べば、浮いてくれるので釣り場でどこにあるかもわかりやすいです。
わかりやすさは、トラブルを避けるためにも他の釣り人にとっても助かります。
ウツボ対策としては、網目が小さく外から見えにくいもの、特に底部分が見えにくいものを選ぶとよいです。後半でおすすめのスカリをご紹介します。
スカリのサイズの選び方
スカリのサイズは、狙っているアオリイカのサイズで選びましょう。
初心者の方でわからないという方は、季節で考えてみてください。おおよそのサイズがわかり選択しやすいかと思います。
それでも悩む方は、幅50cmくらいのを一つ持っていれば十分です。なぜなら、キロアップで胴長は約30cm、2キロで胴長は約40cmだからです。
設置や持ち運びの利便性
軽量でコンパクトに折りたためるスカリは、携行性が高いので人気です。
さらに、設置が簡単なフック付きや沈めた位置が把握しやすい浮き付きのスカリも便利です。
海まで沈めるためのヒモがあるかはよく確認しましょう。ヒモがセットでない場合は別途用意しましょう。
人気・おすすめのスカリ3選
DRESS 折りたたみ フローティングスカリ
- コンパクトに折りたためて持ち運びや収納に便利
- ウツボが何度もアタックしてきましたが無傷
- ハードな使用が可能なほど頑丈
- 岸壁と擦れてフロート部分の角が削れる
- 価格が高い
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口コミ
購入者の購入理由として、「魚やイカを新鮮な状態で保存するため」「ウツボ対策で購入した」「折りたたみのコンパクトさが良い」などが挙げられます。
良かった点では、「頑丈で耐久性が高い」「軽量で持ち運びやすい」「フロート機能付きで使いやすい」「多用途で活躍する」といった意見が多く、アオリイカや青物にも対応できる点が評価されています。
Amazonの口コミを読むと、「何度もウツボに狙われましたがスカリもイカも無傷」などウツボにも強いとのコメントが多数あります。
一方、悪かった点は「デザインが安っぽい」「角部分の補強不足」「価格がやや高い」などが指摘されています。
マグバイト
- 上蓋は浮力体入りでフローティング仕様
- 魚が波にもまれても傷付きにくい仕様
- 収納時は折りたたみ式でコンパクト
- 岩場や波のある環境で壊れやすい
- 価格に対して耐久性が低く感じる
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口コミ
購入者の購入理由は、「魚をストレスなく保存したい」「菅釣りや根魚釣り用に生簀として使用したい」「持ち運びの利便性を重視したい」などが挙げられます。
良かった点は、「折り畳みが可能で持ち運びしやすい」「水循環が良く魚がストレスなく泳げる」「作りがしっかりしている」「根魚や小型魚を保存するのに適している」といった点が高評価です。
また、軽量かつ収納性が良いため、携行性を重視するユーザーからも好評です。
一方、悪かった点は、「耐久性が低く岩場や波のある環境で壊れやすい」「価格の割に壊れやすい」などが指摘されています。
タカ作業
- サイズが大きく大型魚も入る
- チャックや角の耐久性が心配
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口コミ
購入者の購入理由は、青物や大きなチヌなどを生かしておくためや長時間魚を生かすのに便利そうと感じたからということが挙げられます。
良かった点は、大型魚でも入れられる大型のサイズ感や浮くところという意見がありました。
悪かった点は、折れ目がついていて自重で広がらない、ファスナーや角が擦れて破損しやすいなど、耐久性についての意見がありました。
まとめ|【ウツボ対策】アオリイカ釣りにおすすめ|DRESSスカリ
この記事では「アオリイカ釣りに適したスカリの選び方や種類」について紹介する記事でした。
以下にポイントをまとめます。
- スカリは、釣った魚やイカを生かして保存するためのネットタイプやボックス型の道具である。
- アオリイカ釣りにスカリを使うメリットには、鮮度の維持やランガン時の荷物軽減が挙げられる。
- デメリットとしては、潮流に流されるリスクやウツボなど捕食者の攻撃がある点である。
- スカリは、ネットタイプとボックスタイプがあり、ウツボ対策には網目が小さく、丈夫なボックスタイプのDRESS商品がおすすめ。