- エギの種類
- シャロータイプやディープタイプの選び方と使い方
どうもドミニクです。

エギには沈下速度の違うタイプがあるのですが知っていますか?
初心者だと、シャロータイプやディープタイプも買っておいたほうがいいのかな、と迷っている方もいると思います。
この記事はエギの種類「シャロータイプ・ディープタイプ・スタンダードタイプ」とその使い方についてご紹介する記事です。
特にエギング初心者の方は、エギ選びに悩む方も多く、またエギに種類があることを知らずに間違って購入してしまうこともあります。
この記事を読めば、エギの種類がわかり、正しくエギを選ぶことができるようになります。
また、それぞれの使い方もご紹介します。


山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨


シャロー・スタンダード・ディープの3種類のエギの選び方


ショアからのエギングで使うエギには標準的なタイプのスタンダードから、シャロータイプ、ディープタイプといった大きく3種類のタイプのエギがあります。
それぞれのタイプは、釣りをするエリアの水深で選んだり、その沈下速度の特徴で選んで揃えていくものです。
シャロータイプの特徴は沈下速度が遅い
- エギにはこの沈下速度が表記されています。
- 沈下速度とは、水中を1m落下するのに要する時間で表されます。
- シャロータイプは沈下速度が特に遅いエギのこと。
シャロー(Shallow)とは浅瀬を意味します。
つまり水深の浅いエリア用ということで、水深が1~2mという浅い場所でもエギングが可能なように、沈下速度が遅く設定されたエギです。



メーカーによってはスローシンキングと呼ばれたりします。
エギ3.5号で約6秒/mの沈下速度です。
スーパーシャロータイプというのもありますが、こちらは特に沈下速度が遅く設定されており、エギ3.5号で約8秒/mです。
選び方
選ぶときの考え方としては2つ。
- 釣りをするエリアの水深が浅いとき
- イカにじっくりとフォールするエギを見せたいとき
このような考え方で必要かそうでないかを考えるとよいです。
でも・・・エギをタイプ別に揃えるのが大変だと思った方もいますよね。
実はスタンダードタイプ(ベーシックタイプ)をシャロー化するパーツもあります。以下の記事もご参考にどうぞ。


ディープタイプの特徴は沈下速度が早い
- 釣り場の水深が深く、早く底をとりたいときにディープタイプを選ぶ
ディープタイプは、シャロータイプとは逆に水深の深いエリアで、エギングがしやすいように沈下速度が速く設定されたエギです。
底を取るのが基本のエギングで、水深の深いエリアでは沈下速度が早いほうが底を早く探れるメリットがあります。



メーカーによってはファストシンキングと呼ばれます。
沈下速度はエギ3.5号で約2秒/mです。
深場といってもその水深に定義がないので迷いの種になりそうですが、私の場合は水深8m以上は深い感覚があります。
イカ釣りでメインの釣り場となるたいていの漁港、湾内の堤防だと水深8mを超える場所はあまりないというところから、それ以上は深いと感じています。
スタンダードタイプの特徴
たいていの釣り場、水深3~8m以内の場所など幅広い場所で最も使いやすいエギですね。
一般的に流通しているエギでスタンダードタイプ(ベーシックタイプ)は沈降速度がおよそ3秒/mです。このあたりを基準に沈降速度を比較して、エギを揃えていくと良さそうです。


沈下速度の参考として
- スーパーシャロー約8秒/m
- シャロー約6秒/m
- ベーシック約3秒/m
- ディープ約2秒/m
シャロータイプ・ディープタイプ・スタンダードタイプの見分け方
見分け方は、シンカーの刻印や目や羽など、メーカによってタイプ別に特徴を持たせています。
自身の使っているエギのメーカーサイトなどでチェックしてみてください。
※ヤマシタのエギの見分け方
見分け方はシンカーの部分の刻印でそれぞれのタイプを見分けます。
ヤマシタのエギはスーパーシャロー「SS」、シャロー「S」、ベーシック「無印」、ディープ「D」という記号が刻印されています。






それぞれのエギタイプの使い方
シャロータイプの使い方
沈下速度が遅いので、水深の浅いシャロー帯で十分アピールするフォール時間を確保できます。
水深1~2mのエリアでメインに使っていくエギですが、フォールスピードが遅い特徴を活かして、水深3~8mまたはそれ以上深いエリアでも使えるエギです。
スレたイカにゆっくり誘いをかけたい場面で使うなど、シャロー帯以外にも使いどころがあります。
ディープタイプの使い方
沈降速度が早いので、水深が深いエリアで素早くボトムをとるのにありがたいのがディープタイプのエギです。
底をとる速さを利用して、比較的水深の浅いエリアでも効率よく、テンポよくボトムを探るのに適したエギとも言えます。
また、フォール速度をラインテンションによって調節するような使い方もできます。ラインテンションを張ることでフォールスピードをゆっくりさせることができます。
ボトムに素早く落とし、フォールはラインテンションで調節するといったやり方で効率よくボトムを探ることができるのです。
水深で選択するというのもひとつですが、ボトムを効率よく探るといった使い方で選択していくというのも釣り方に幅が出ますね。


おすすめのエギ:シャロータイプ
エギ王K シャロー


一番釣果を目にするカラーですね。
色も明るいのでシャロー帯のサイトエギングでは、エギの位置がわかりやすくエギングしやすそうです。


人気のカラーの軍艦グリーンは下地の赤テープがシルエットをはっきりさせると人気です。
ナイトエギングでの釣果を聞くことが多いカラーです。
おすすめのエギ:ディープタイプ
エギ王LIVE ディープ




エギの種類がわかったら、どこに釣りに行けばいいの?って思いますよね。
そんな方には以下の記事もおすすめです。







