- パタパタをシャロー化する方法
- シャロー化できるパタパタシリーズの種類
- シャロー化の使いどころ
どうもドミニクです。
エギングで意外な穴場といえば、水深の浅いシャロー帯ですね。山陰でもシャロー帯は人がいないことが多いものです。
しかし、水深が浅いのでスローなフォールで誘いたいところですが、ベーシックタイプのエギしか持っていなかったり、そもそもシャロータイプのエギがないメーカーもありますよね。
私の大好きなDUELのパタパタにはシャロータイプがありません。
そこで今回はDUELのパタパタをシャロー化する方法についてご紹介します。
結論から言うと「ヤマシタ TUNE HEAD」を使うことでパタパタをシャロー化できるのですが、シリーズによってはシャロー化できないものもありますので、注意点も含めて紹介しています。
シャロー帯攻略は、春のアオリイカだけでなく秋のアオリイカも重要なポイントです。1年通して使えるアイデアになっていますので是非参考にしてみてください。

山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨

チューンヘッドとは

エギ王チューンヘッドとは、エギの頭に装着してエギの沈下速度を遅くすることができるヘッドパーツです。
エギングで有名なブランドのヤマシタより販売されています。さすがです・・・
フロート素材を使用しており、沈下速度が遅くなることで手持ちのエギをゆっくりフォールさせることができるようになります。
シャロー帯でお気に入りのベーシックタイプのエギを使いたいときがありますよね。
そんなときにヘッドに装着するだけでシャロータイプに早変わりさせることができます。
エギの沈下速度について

沈下速度とはエギが沈むスピード(フォールの速度)のことですが、エギングではフォールが特に大事ですよね。
メーカによっては、エギの沈下速度の違いでタイプが分けられています。大きく3タイプあり、①シャロータイプ(沈下速度が遅い)・②ベーシックタイプ(ノーマル)・③ディープタイプ(沈下速度が速い)があります。
この沈下速度を遅くするように、速度調整できるのがチューンヘッドです。
そもそもシャロータイプとかディープタイプって何?という方は以下の記事もおすすめです。

ラインナップ:カラーとスペック

カラーが3種類、重さ調整が2タイプのラインナップです。
カラーはド派手なオレンジとイエロー、夜も見やすい夜光です。
沈下速度の早見表(ヤマシタ公式HP)
エギとチューンヘッドの組み合わせによる沈下速度については、ヤマシタ公式HPで公開されていますのでそちらでご確認ください。

パタパタにチューンヘッドを使って釣れるのか?
パタパタにチューンヘッドを使って、果たして釣れるのか?
そこが気になって、すでに話が耳に入らないかともいらっしゃると思います。
結論から言うと「釣れます」「フォールも問題なし」です。
私はイージーQキャストプラスのマーブルオリーブ(ケイムラ)が好きで、これにチューンヘッドを装着しました。
回遊狙いで、表層~中層を払い出しの流れに乗せながら、長く探るという考えで釣りをしたときの釣果です。
釣り好きのためのイケてるアイテム
フィッシュレザーアイテム
突然ですが、魚の革を使った製品を知っていますか?
ドミニクも愛用しているフィッシュレザーアイテムが、めちゃめちゃイケてるのでご紹介します。

レザーはレザーでも、魚の革を使用したアイテムで、独特の質感と風合いが高級感をかもしだす釣り好きならではの製品です。
財布や名刺入れ、キーケースにコインケースとそのアイテムは幅広く、カラーバリエーションも豊富です。
特に伝えたいのは魚種の違いで風合いと雰囲気が全然違ってくる点で、どれか一つは気にいるアイテムがあるはず!
自身のアイテムとしても、釣り仲間への粋なプレゼントにもぴったりなアイテムです!要チェック!
\爆釣を呼ぶイケてるアイテム/

チューンヘッドのメリットと使いどころ
釣れるということがわかっていただいたところで、メリットのご紹介です。
チューンヘッドを使うと3つのメリットがあります。
・持ち運ぶエギの数を減らせる。
・飛距離が出せるので広範囲を探れる。
・視認性に優れるのでサイトエギングに重宝する。
持ち運ぶエギの数を減らせる。

ランガンするときは軽装で行きたいですよね。お気に入りのカラーでエギを揃えると持ち運べるエギが限られます。
シャロータイプ、スーパーシャロータイプを入れられないとき、ベーシックタイプのエギに取り付けるだけでシャロータイプにできるのはメリットですね。
飛距離が出せるので広範囲を探れる

ベーシックタイプとシャロータイプやスーパーシャロータイプだと同じ号数でも重量が軽くなるため、その飛距離はやはりベーシックタイプが一番飛びます。
そのベーシックタイプにチューンヘッドを装着するため、飛距離を落とさずに広範囲を探れるのがメリットです。
視認性に優れるのでサイトエギングに重宝する。

視認性が良いので根がかりしそうな場所や、海藻をうまく避けてエギを操作するなど、サイトエギングがやりやすくなるのがメリットです。
また、シャロー帯ではシャクリ過ぎるとエギが水面を割って自分に飛んできたりしますが、視認性が良いとエギの動きが見えるので、シャクリすぎが予防できますね。
シャロー化できるDUELのエギについて

チューンヘッドを装着できるDUELのエギ
手持ちのDUELのエギにチューンヘッドを付けてみました。
以下の3種類には装着できました。
(他社のエギに使用するのは自己責任でお願いします)
・イージーQダートマスター
・イージーQフィンプラスランガン
以下の2種類には装着できませんでした。
・エビQ
イージーQキャストプラスへの装着
3.5号には問題なく装着できました。
3.0号にも装着できましたが、アイが少し隠れてしまってスナップの取り付け、取り外しが少ししにくい印象です。
イージーQキャストプラスは私が多用しているエギの一つです。一本しか持っていけないならコレすね。以下の記事で紹介しています。

イージーQダートマスターへの装着
イージーQフィンプラスランガンへの装着

装着できなかったエギ
イージーQキャスト喰わせとエビQ(ヨーヅリ)には装着できませんでした。これらのエギに装着を考えていた方はお気を付けください。
ドミニクは、喰わせシリーズについては基本的にテンションフォールでゆっくりフォールさせる釣りをするので・・あまりデメリットではありません。
喰わせはフォールがほぼ垂直なので、ちょっと扱いにコツがいるシリーズでもあります。

イージーQキャスト喰わせはスナッグレスバンパーが邪魔をして装着できませんでした。

エビQは目玉が飛び出しているため、これが干渉して装着できませんでした。
チューンヘッドの簡単な付け方
チューンヘッドの付け方は、エギにチューンヘッドをかぶせて輪ゴムでシンカーにひっかけて固定します。
以下に簡単な付け方をご紹介します。

まず、チューンヘッドの上部の溝に輪ゴムを掛けます。

次にシンカー部分に輪ゴムをひっかけて・・・・

・・エギの頭にかぶせます。
この輪ゴムはなくしてしまったり、切れてしまう場合は以下のリンクから購入できます。
まとめ
今回はエギの有名ブランド ヤマシタから販売されているチューンヘッドをご紹介しました。エギの沈下速度を簡単に遅くできるのは快適な釣行に嬉しいです。
山陰ではエギングが人気でシーズンになると釣り場に入れないこともザラですし、アオリイカに出会うためにはランガンも必要です。
そんなときに意外な穴場のシャロー帯を攻めれたら、アオリイカに出会う確率も上がりますよね。
ランガンをしやすく手持ちのエギを減らしつつ、シャロー帯も攻められるチューンヘッドの良さをわかっていただけたかと思います。
浅場に潜む山陰の春の大型アオリイカの攻略に使っていきたいと思います。
皆さんも是非!
