- コウイカとアオリイカ、どっちが美味しいのか
- アオリイカとコウイカの旬と釣り場探し
- コウイカの肝と墨のおすすめメニュー
どうもドミニクです。
「コウイカとアオリイカ、どっちが美味しい?」
エギング好きでイカ好きのあなたなら一度は気になるこの疑問。
アオリイカは「イカの王様」と言われて濃厚な甘みとねっとりとした食感が特徴で、刺身や寿司ネタとして絶大な人気がありますよね。
一方、コウイカは肉厚で噛むほどに旨味が広がり、その食べ応えが魅力です。
この記事では、アオリイカとコウイカはどっちが美味しいのか?ドミニクが白黒つけるとともに、味の違いや旬の時期、おすすめの食べ方についてご紹介します。
記事を読めば、きっとエギングに出かけたくなるはずです。
山陰釣りブログ編集室
山陰のアングラー/エンジョイ勢。山陰の釣り場情報や開幕状況、主にルアーフィッシングに関する情報を発信しています。たまに山陰ユーチューバーさんのチャンネルにサブキャラで登場✨
コウイカとアオリイカどっちが美味しい?
世の中的にはアオリイカが美味しいとされる?
エギングのターゲットになるアオリイカにコウイカ、どちらも比較的釣りやすいターゲットですよね。
どちらが美味しいか?もはや結論といっても過言ではありませんが、一般的にはアオリイカが「イカの王様」と言われ、味は高い評価を受けています。
アオリイカは濃厚な甘みと旨味、そしてねっとりとした食感が特徴です。寿司や刺身では特に人気が高く、確かに上質な味わいを求める人は「アオリイカ派」のように感じますね。
しかし!昨今の選挙でその影響力を認められたSNSではどうでしょうか?
世の中の本音がつぶやかれるといわれる「X(旧Twitter)」をchatGPTに調べてもらいました。
結果は・・・
Twitter上の意見を調査したところ、コウイカ派、アオリイカ派、そして「どちらも美味しい」とする意見が見られました。
chatGPT4o
これは・・白黒決めないザ・模範解答。
仕方なくドミニクが目視で確認した結果、どっちも美味しい!という意見が多数、意外にも「こっちが美味しい!」という意見がほとんどなかったです。
ドミニク個人的にはコウイカが好き
X(旧Twitter)では白黒つかなかったので、私が独断と偏見で白黒つけたいと思います。
コウイカは「まずい」ということを見たり聞いたりしたことがありますが。
うまいのはコウイカです。
釣りを始めた当初はコウイカのゴリゴリ感が苦手だったのですが、冷凍してから調理すると、驚くほど食感が変わって美味しくなることを知り、肉厚なコウイカが大好きになりました。
どっちも美味しいですけどね。
アオリイカとコウイカ、旬の時期や釣れる場所
アオリイカの旬
アオリイカは暖かい海域を好むイカで、西側太平洋では温帯や熱帯域の広範囲に生息していると言われていますが、実はオホーツク海でも水揚げされていたり、ほんとに広範囲に生息しているイカです。
その割に年々釣れないイカとして、ドミニク界隈では「今年はあまり釣れなかったねー」といわれるイカになってきたと思います。
さて、アオリイカの旬ですが一般的には産卵期の「春~夏」とされていたり、新子と呼ばれる子イカの時期の「秋」とか「通年」とか言われています。全然わかりません。
「旬」とは、味が最も良い時期です。
ドミニク的には、新子が美味しいと感じるので「秋」が旬です。是非、あなたの旬を X(旧Twitter)で教えてください。
アオリイカの釣れる場所
アオリイカの釣れる場所は、岩場、藻場、港湾の3セットがよく言われます。
岩礁帯は隠れる場所やエサが豊富です。藻場は産卵場や隠れる場所になります。港湾ではテトラポットなど餌場になる比較的に近距離に釣れるポイントがあることが多いです。
そして、一番手っ取り早いのが墨跡がある漁港を探して回るのが、アオリイカが釣れる場所を見つける近道です。
特におすすめなのが、浅場(シャロー帯)です。釣れるイメージが持てず、竿抜けポイントになっている場合が多く、山陰の人気スポット周辺のシャローは穴場です。
コウイカの旬
コウイカの旬もまた様々に言われていて、秋から春といわれたり、春から夏といわれたりします。
秋から新子が見え始め、春から夏にかけて産卵期になると肉厚な成体に成長します。
もっとも美味しい時期が「旬」といった考え方をあてはめたいのですが、コウイカは新子と親イカでおいしさが違うとのことから、なかなかコウイカとしての旬を決めがたい点だと思います。
ドミニク的には春から夏の産卵期で肉厚に成長したコウイカが好きなので、3~5月が旬ということにします。
コウイカの釣れる場所
コウイカはアオリイカと生息域が重なり、温帯の海域に生息しています。
産卵期の初春から初夏にかけて沿岸の浅場に接岸し、藻に産卵します。特に砂泥底を好み、底近くにいることが多いです。
アオリイカが釣れるポイントで、特に砂泥底の地形があるポイントがコウイカの釣れる場所になります。
釣り方はボトムをゆっくりずる引きするだけなので、簡単で、砂泥底の釣り場であれば根がかりも心配ありません。
コウイカとアオリイカの値段の違い
コウイカとアオリイカの値段の違い・・どっちが高級なのでしょうか?
それぞれの値段を比べればどちらが高級か問題に答えが出せるかもしれません。アオリイカは「高級イカ」として知られていますが、実はコウイカも時期によっては高級なことがわかりました。
豊洲の2023年の1年間の月別価格を見ると、コウイカは7月、8月に価格が高騰して8,000円/kg前後になるものの年間通して2,500円/kg前後です。
アオリイカは夏場に値段が上がるものの年間通して3,500円/kg前後と安定していました。
結論としては、アオリイカが高級食材といえそうです。
ただ、特定の時期(夏場)に限れば、コウイカがアオリイカよりも高価になることもあり、この時期のコウイカは高級と言えそうです。食べてみたくなりますね!
以下は2023年の1年間の豊洲市場における月別価格です。(豊洲市場コウイカの市況/豊洲市場アオリイカの市況)
月 | コウイカ(円/kg) | アオリイカ(円/kg) |
---|---|---|
1月 | 2,400 | 3,095 |
2月 | 2,700 | 3,648 |
3月 | 2,200 | 4,331 |
4月 | 1,800 | 3,643 |
5月 | 1,700 | 3,062 |
6月 | 2,500 | 3,416 |
7月 | 8,200 | 5,079 |
8月 | 8,300 | 5,272 |
9月 | 3,600 | 4,223 |
10月 | 2,200 | 1,619 |
11月 | 2,000 | 2,101 |
12月 | 2,400 | 2,578 |
コウイカの美味しい食べ方
コウイカのおすすめメニュー
刺身と天ぷらがおすすめです。
刺身では独特の甘みを味わえます。刺身で食べるなら、絶対に1度冷凍することをおすすめします。冷凍することで食感が柔らかくなり、食べやすくなるからです。
天ぷらは、肉厚のコウイカが食べ応えが出ておいしいですね。
肝を使ったおすすめのメニュー
コウイカの肝を使った料理は、濃厚な風味が特徴です。肝をソースとして用いたり、炒め物に加えたりすることで、独特の旨味がクセになります。
冷凍イカの肝も食べることができます。ただし、冷凍された時点の鮮度が大切です。鮮度の良い状態で冷凍されたイカの肝であれば食べることができるのです。
この方の動画がわかりやすく、おいしそうでしたのでやってみましょう。
墨を使ったおすすめのメニューは教えてください
コウイカの墨には、タウリンやビタミンBが含まれているというのは聞いたことがありますが、ドミニクは実は苦手です。
イカ墨パスタも美味しいですが、ちょっと癖のある風味が・・
しかしながら、肝炒めの延長ならちょっとやってみたく、イカがでしょうか。
まとめ|コウイカとアオリイカどっちが美味しい?
この記事では、アオリイカとコウイカはどっちがおいしいのか?という切り口で、ドミニクの好みを語る記事でした。
味の違いや特徴、旬の時期やおいしい食べ方についてご紹介し、釣れる場所まで語ってしまいました。
参考になれば幸いです!
以下に記事のポイントをまとめます。
- アオリイカは「イカの王様」と呼ばれ、濃厚な甘みとねっとりとした食感が特徴
- コウイカは冷凍後に刺身で食べると甘みが際立ち、天ぷらや肝を使った料理もおすすめ
- アオリイカとコウイカの旬は地域による違いがあるが、アオリイカは秋の新子が特においしく、コウイカは春から夏の産卵期の肉厚な成体がおいしい!
- 値段はアオリイカが年間を通じて高価だが、夏場にはコウイカがアオリイカを上回る場合もある